「ウェブ解析士」という資格があるのをご存知でしょうか?
ウェブ解析のデータから課題を読み取り、事業成果に結びつく判断のできるスキルを習得することができます。Web担当者はぜひ注目!
ウェブ解析士とは?
ウェブ解析士は、JWDA(日本Webデザイナー協会)が推進する比較的新しい資格で、ウェブ解析のデータ分析やウェブマーケティングの知識など「Webサイトで結果を出すためのスキル」を身につけ、認定する資格です。
3つのレベルのウェブ解析士資格
詳しくはこちらを見て頂ければと思いますが、「初級」「上級」「マスター」に分かれています。
初級ウェブ解析士
ウェブ解析、ウェブマーケティングの基礎知識や、データ正確な判断能力の習得。
上級ウェブ解析士
第三者への提案力、コンサルティングスキル、知識の習得。
ウェブ解析士マスター
レポート実務、ウェブ解析士講座の講師・指導スキルの習得。
実務的には上級までできれば十分かな、という感じもしますが、こうした能力の習得にニーズがあることを考えると、マスターになって教えられる、というのはのちのち箔がつくかもしれませんね。
資格名だけで就職等に有利になるかどうかは未知数ですが、そうしたスキルを持っていること自体は評価されるのではないでしょうか。
ウェブ解析士になるには
それぞれ、講座の受講や試験での合格を求められるので、まとめてみました。
初級ウェブ解析士
(講座受講と)テキストの購入と、初級認定試験での合格、認定申請
【費用】31,500円(講座受講の場合、テキスト代込み)
【費用】21,000円(講座を受講しない場合、テキスト代込み)
上級ウェブ解析士
2日間の講座受講と、上級認定試験での合格
【費用】80,000円
ウェブ解析士マスター
6日間の講座受講と、レポート作成実務試験、講義実技試験での合格(その他いろいろと講座あり)
【費用】300,000円
こう見ると、マスターは別格という感じですね。。上級も若干費用がかかるように見えますが、合格するとライセンスカードが発行され、認定者同士のメーリングリストへの参加もできたりするそうなので、そうした人脈が持てるメリットはかなり魅力です!
数字の根拠をもってWebサイトを語れるというのは、Web制作会社やWebコンサルの人はもちろん、企業のWebマスターにとっても大変有用なスキルではないでしょうか。
今度、2012年7月28日に初級の全国統一試験があるそうです。
自分はまだテキストさえ手に入れていないので今回は迷い中ですが、次回は受けてはみたいです!